【投資信託】「インデックス運用」と「アクティブ運用」どちらがいいの?
インデックス運用とアクティブ運用は投資信託の購入を検討する際に、よく耳にする言葉だと思います。
「インデックス投資って言葉は聞いたことがあるけど、実はよくわかっていないんだよなぁ。」
「投資信託を始めようと思うけど、インデックス運用とアクティブ運用のどっちがいいのかわからない。」
こういった方に見ていただき、役立ててもらいたいです。
目次
インデックスとアクティブの説明
インデックス運用
インデックスとは日本語で「指標、指数」のことです。
では、インデックスとは何の指標なのか?
それは、日経平均株価やNYダウ平均株価などの市場の平均株価のことです。
すなわち、インデックス運用とは市場の平均株価と同じ値動きをするように目指している運用手法のことです。
例えば、日経平均株価に連動したインデックスの場合、日経平均が上がれば、インデックスも上がります。
日経平均が下がれば、インデックスも下がります。
アクティブ運用
一方で、アクティブ運用とは文字通り、「積極的」に運用します。
インデックス運用は市場平均とほぼ同じ値動きをするのに対し、アクティブ運用は市場平均より「よいパフォーマンス」を目指して運用します。
すなわち、市場が年平均3%上昇の場合、アクティブ運用ではそれ以上の4%や5%を狙って、株の構成を変えて運用します。
「じゃあ、アクティブ運用の方がいいじゃん!!」と思のですが、実はそうではないのです。
結論:インデックス運用がいい
アクティブ運用は市場平均のパフォーマンスを上回ろうとします。
市場平均を上回ることを目指していますが、約束されていません。
つまり、積極的に運用した結果、インデックス運用より、「悪いパフォーマンス」になることもあります。
だったら、長期的に伸びていく市場と連動するインデックス運用の方がよいと思のが、ひろきちの考えです。
ここで、アクティブ運用のデメリットについて、補足しておきます。
アクティブ運用の方が信託報酬が高い。
運用には様々なコストが発生します。
- 株の売買手数料
- ファンドマネージャーに支払う給料、調査費用
株を売買するためには、売買手数料が発生します。
積極的に運用するということは、その分売買の頻度も高いことが予想されます。
また、市場平均を上回るために行う分析の調査費用や、ファンドマネージャーの給料が支払われます。
売買手数料やファンドマネージャーの給料、調査費用は「信託報酬」や「運用管理費用」と呼ばれています。
信託報酬は運用の成果にかかわらず、一定額引かれます。
信託報酬はインデックス運用に比べ、アクティブ運用が高くなるという性質があります。
その結果、インデックス運用がパフォーマンスが良くなる傾向にあります。
インデックス運用 vs アクティブ運用
下記はアメリカの代表的株価指数の「S&P500」と「アメリカ大型株に投資するアメリカ国内のアクティブファンド」を比較した結果です。
出典(表):https://us.spindices.com/documents/spiva/spiva-us-year-end-2016.pdf
出典(原文):https://diamond.jp/articles/-/130935
事実、表を見ると2016年末までの5年間、10年間、15年間のいづれの期間もアクティブファンドの9割前後がS&P500に負けています。
ひろきちの考え
個人の意見として、運用のプロに任せているにも関わらず、「平均」のインデックスに負けるのが許せないですw
言葉は悪いですが、平均値に負ける自称プロの他人に運用を任せるなら、素人の自分で個別株を運用した方がよいと考えています。
実際に、ひろきちは個別株で市場平均を上回るパフォーマンスを出しています。
なので、投資信託でアクティブ運用することはまずないと思います。
いかがでしたでしょうか?
自分の貴重な資産をどのように運用するのかは自分次第です。
ですが、投資信託でインデックス運用orアクティブ運用のどちらかを選べという問いには、
ひろきちはインデックスファンド一択です!
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