【NISAの投資戦略】つみたてNISA VS 一般NISA どっちがいい?
NISAにはつみたてNISAと一般NISAの2種類がありますが、私は一般NISA派です。
なぜ一般NISAなのか、その理由をお伝えしたいと思います。
①限度額
つみたてNISAの上限額が年間40万円に対し、一般NISAは120万円です。
NISAの最大のメリットは非課税であることなので、単純にその恩恵をより受けられる一般NISAを選びます。
②金融商品が豊富
一般NISAは個別の株式銘柄やREITも購入できます。
私がNISA口座(非課税)で安定的に購入したいのは高配当株なので、一般NISAがいいです。
「つみたてNISA」だと、投資対象が条件に適合した株式投資信託やETFに限られます。
アメリカのS&P500のETFなら積立NISAもありだと考え、調べてみると、なんと大和証券が3つのETFしか取扱がありません。。
それも全て、日本の株式市場に関するETFなので、「絶対、買わないw」と心に誓いました。
大和証券の積立NISA取扱い
1.ダイワ上場投信 日経225
2.ダイワ上場投信 日経TOPIX
3.ダイワ上場投信 JPX日経400
しかし、楽天証券・SBI証券はETFに投資するインデックスファンド(投資信託)があり、このインデックスファンドを購入することでETF投資が可能です。
私が投資するなら、No2の全米インデックスファンドです。
その理由はアメリカが先進国で最も人口が増え続けており、株価も長期間で見た場合右肩上がりのためです。
NO | 証券会社 | ファンド名称 | 信託報酬(手数料) | 投資先のETF |
1 | 楽天 | 全世界株式インデックスファンド | 0.23% | バンガード・トータル・ワールド・ストックETF |
2 | 楽天 | 全米株式インデックスファンド | 0.17% | バンガード・トータル・ストック・マーケットETF |
3 | SBI | 全世界株式インデックスファンド(雪だるま) | 0.15% | シュワブ U.S. ブロード マーケットETF等 |
4 | SBI | 先進国株式インデックスファンド(雪だるま) | 0.12% | シュワブ U.S. ブロード マーケットETF等 |
5 | SBI | 新興国株式インデックスファンド(雪だるま) | 0.19% | シュワブ エマージング・マーケッツ エクイティ ETF |
NISA口座を活かした投資戦略
ここまで、一般NISAをオススメしましたが、実は一般NISAは2023年で終了見込みです。。
一方の積立NISAは2037年に終了見込みです。
NISAは期間が限られており、それぞれの非課税枠は以下の通りです。
一般NISA:120万円×5年=600万円
積立NISA:40万円×18年=720万円
「あれ!?非課税枠が720万円と大きい積立NISAの方がいいじゃないの!?」そんな声が聞こえてきた気がしますw
でも、違うんです。
2019年現在、
そのため、できる限り120万円年の非課税枠を活用し、
そうすれば、合計1,040万円(=480万円(一般NISA)+560万円(積立NISA))が非課税になります!2019年から開始した場合、投資期間も18年となります。
一般NISA:120万円×4年=480万円
積立NISA:40万円×14年=560万円
時系列で表現すると、以下の通りです。
非課税枠(単位:万円) | ||
一般NISA | 積立NISA | |
2019年 | 120 | |
2020年 | 120 | |
2021年 | 120 | |
2022年 | 120 | |
2023年 | 乗り換え→ | 40 |
2024年 | 終了 | 40 |
2025年 | 40 | |
2026年 | 40 | |
2027年 | 40 | |
2028年 | 40 | |
2029年 | 40 | |
2030年 | 40 | |
2031年 | 40 | |
2032年 | 40 | |
2033年 | 40 | |
2034年 | 40 | |
2035年 | 40 | |
2036年 | 40 | |
2037年 | 終了 | |
合計 | 480 | 560 |
一般NISAと積立NISA枠の合計 | 1,040 |
具体的には、2022年までは一般NISAで、高配当株(三井住友フィナンシャルグループ)を買い進めます。一般NISAで購入した株は、2022年で売却もしくは、課税口座に移します。
2023年以降は積立NISAで、インデックスファンド(楽天・全米株式インデックスファンド)を年に数回の下落時にコツコツ買います。そして、2037年までに売却もしくは、課税口座に移します。(市況によりますが、売却予定)
2023年には積立NISAの取扱い金融商品が増えることを願っ
NISA口座を持っていない人はこちらからどうぞ。
※NISAは通常の株の口座とは別の口座を開設する必要があります。
NISA口座の開設は下記からどうぞ!
有名な兼業投資家のジンさん(twitterフォロワー数、7.6万人)から褒めて頂き、こちらの記事はよく読まれています!
メリットだけでなく、NISAのデメリットもしっかり、知っておきましょう!
※投資は自己責任で。
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