【NISAの投資戦略】つみたてNISA VS 一般NISA どっちがいい?

2021年9月2日

NISAにはつみたてNISAと一般NISAの2種類がありますが、私は一般NISA派です。
なぜ一般NISAなのか、その理由をお伝えしたいと思います。

①限度額

つみたてNISAの上限額が年間40万円に対し、一般NISAは120万円です。
NISAの最大のメリットは非課税であることなので、単純にその恩恵をより受けられる一般NISAを選びます。

②金融商品が豊富

一般NISAは個別の株式銘柄やREITも購入できます。

私がNISA口座(非課税)で安定的に購入したいのは高配当株なので、一般NISAがいいです。

「つみたてNISA」だと、投資対象が条件に適合した株式投資信託やETFに限られます。

アメリカのS&P500のETFなら積立NISAもありだと考え、調べてみると、なんと大和証券が3つのETFしか取扱がありません。。

それも全て、日本の株式市場に関するETFなので、「絶対、買わないw」と心に誓いました。

大和証券の積立NISA取扱い
1.ダイワ上場投信 日経225
2.ダイワ上場投信 日経TOPIX
3.ダイワ上場投信 JPX日経400

しかし、楽天証券・SBI証券はETFに投資するインデックスファンド(投資信託)があり、このインデックスファンドを購入することでETF投資が可能です。

私が投資するなら、No2の全米インデックスファンドです。
その理由はアメリカが先進国で最も人口が増え続けており、株価も長期間で見た場合右肩上がりのためです。

NO 証券会社 ファンド名称 信託報酬(手数料) 投資先のETF
1 楽天 全世界株式インデックスファンド 0.23% バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
2 楽天 全米株式インデックスファンド 0.17% バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
3 SBI 全世界株式インデックスファンド(雪だるま) 0.15% シュワブ U.S. ブロード マーケットETF等
4 SBI 先進国株式インデックスファンド(雪だるま) 0.12% シュワブ U.S. ブロード マーケットETF等
5 SBI 新興国株式インデックスファンド(雪だるま) 0.19% シュワブ エマージング・マーケッツ エクイティ ETF

NISA口座を活かした投資戦略

ここまで、一般NISAをオススメしましたが、実は一般NISAは2023年で終了見込みです。。

一方の積立NISAは2037年に終了見込みです。
NISAは期間が限られており、それぞれの非課税枠は以下の通りです。

一般NISA:120万円×5年=600万円
積立NISA:40万円×18年=720万円

「あれ!?非課税枠が720万円と大きい積立NISAの方がいいじゃないの!?」そんな声が聞こえてきた気がしますw

でも、違うんです。

2019年現在、一般NISAから積立NISAへの移行が可能です!
そのため、できる限り120万円年の非課税枠を活用し、ギリギリのタイミングで積立NISAに乗り換える戦略です。

そうすれば、合計1,040万円(=480万円(一般NISA)+560万円(積立NISA))が非課税になります!2019年から開始した場合、投資期間も18年となります。

一般NISA:120万円×4年=480万円
積立NISA:40万円×14年=560万円

時系列で表現すると、以下の通りです。

  非課税枠(単位:万円)
  一般NISA 積立NISA
2019年 120
2020年 120
2021年 120
2022年 120
2023年 乗り換え→ 40
2024年 終了 40
2025年 40
2026年 40
2027年 40
2028年 40
2029年 40
2030年 40
2031年 40
2032年 40
2033年 40
2034年 40
2035年 40
2036年 40
2037年 終了
合計 480 560
一般NISAと積立NISA枠の合計 1,040

具体的には、2022年までは一般NISAで、高配当株(三井住友フィナンシャルグループ)を買い進めます。一般NISAで購入した株は、2022年で売却もしくは、課税口座に移します。

2023年以降は積立NISAで、インデックスファンド(楽天・全米株式インデックスファンド)を年に数回の下落時にコツコツ買います。そして、2037年までに売却もしくは、課税口座に移します。(市況によりますが、売却予定)

2023年には積立NISAの取扱い金融商品が増えることを願っています。

NISA口座を持っていない人はこちらからどうぞ。
※NISAは通常の株の口座とは別の口座を開設する必要があります。

NISA口座の開設は下記からどうぞ!

有名な兼業投資家のジンさん(twitterフォロワー数、7.6万人)から褒めて頂き、こちらの記事はよく読まれています!

メリットだけでなく、NISAのデメリットもしっかり、知っておきましょう!

※投資は自己責任で。

投資NISA

Posted by hirokiti